財務・業績情報
※2024年4月期より連結ベースでの開示となっております。
損益計算書の概要
前年比の変動要因
●売上高
フューネラル事業は、新型コロナウイルス感染症拡大の時期を経て、葬儀の小規模化傾向は継続している状況です。
主力である遺影写真加工収入は、葬儀施行件数は前期からの反動減が見られましたものの、自社営業による新規契約を確実に積み上げたことにより、順調に増加いたしました。
それに伴い、額やペーパーなどのサプライ品の売上も着実に伸長いたしました。
フォトブック事業は、国内プロフェッショナル写真家向け市場では、主力であるウェディング向け写真集が、第3四半期以降、前期コロナ禍待機の影響で挙式が増加したことへの反動減が見られ苦戦しましたが、家族写真や子ども写真などスタジオ向け写真集は堅調に推移いたしました。
国内一般消費者向け市場は、円安の影響による海外旅行の回復遅れや、撮影写真のアウトプット減少の戻りが遅れているなどの影響を受け、特にOEM部門は厳しい状況が継続しております。
空中ディスプレイ事業は、国内での大型プレートのサイネージ用途での設置や、海外での金融機関での設置などの実績を重ねてきたものの、操作系用途に利用するセンサーの供給遅れや不具合の影響もあり、全般的に案件の長期化が継続いたしました。
また中東ではドバイでの経済状況の停滞によりサウジアラビアやクウェートに販売開拓先をシフトするなど方針変更を余儀なくされました。
その結果、前期に計上した金型売上が剥落したこともあり、前期実績を下回る売上となりました。
●経常利益・当期純利益
フォトブック事業及び空中ディスプレイ事業のセグメント損益が苦戦したこと、M&A関連費用が発生したこと及び特別損失として投資先株式の評価損を計上したことが主な要因となり、経常利益は473百万円、当期純利益は214百万円となりました。
貸借対照表の概要
キャッシュ・フロー計算書の概要
業績ハイライト
(単位:百万円)
事業年度 | 2020年 4月期 |
2021年 4月期 |
2022年 4月期 |
2023年 4月期 |
2024年 4月期 |
---|---|---|---|---|---|
売上高 | 6,575 | 5,773 | 6,331 | 6,976 | 7,038 |
営業利益 | 709 | 277 | 439 | 585 | 447 |
売上高経常利益率(%) | 10.8 | 4.8 | 6.9 | 8.4 | 6.4 |
経常利益 | 710 | 330 | 452 | 618 | 473 |
売上高経常利益率(%) | 10.8 | 5.7 | 7.2 | 8.9 | 6.7 |
当期純利益 | 501 | 225 | 332 | 482 | 214 |
売上高当期純利益率(%) | 7.6 | 3.9 | 5.3 | 6.9 | 3.1 |
(単位:百万円)
事業年度 | 2020年 4月期 |
2021年 4月期 |
2022年 4月期 |
2023年 4月期 |
2024年 4月期 |
---|---|---|---|---|---|
総資産 | 6,607 | 6,465 | 6,896 | 7,134 | 7,090 |
自己資本 | 5,750 | 5,825 | 6,020 | 6,203 | 6,156 |
自己資本比率(%) | 87.0 | 90.1 | 87.3 | 86.9 | 86.8 |
(単位:円)
事業年度 | 2020年 4月期 |
2021年 4月期 |
2022年 4月期 |
2023年 4月期 |
2024年 4月期 |
---|---|---|---|---|---|
一株当たり配当額 | 10.00 | 7.00 | 7.00 | 9.00 | 7.00 |
配当性向(%) | 33.6 | 52.3 | 35.4 | 31.1 | 53.8 |
(単位:百万円)
事業年度 | 2020年 4月期 |
2021年 4月期 |
2022年 4月期 |
2023年 4月期 |
2024年 4月期 |
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フューネラル事業 | 2,557 | 2,492 | 2,773 | 3,152 | 3,281 |
構成比(%) | 38.9 | 43.2 | 43.8 | 45.2 | 46.6 |
フォトブック事業 | 3,910 | 3,157 | 3,410 | 3,640 | 3,617 |
構成比(%) | 59.5 | 54.7 | 53.9 | 52.2 | 51.4 |
空中ディスプレイ事業 | 108 | 124 | 148 | 189 | 145 |
構成比(%) | 1.6 | 2.1 | 2.3 | 2.7 | 2.1 |