コラム

アイシングクッキーの中に広がるかわいい世界
人気インスタグラマーemilybakingさんが写真で残すお菓子の世界とは

2018.03.23

ぬくもり溢れるかわいいアイシングクッキーを作る、インスタグラマーのemilybaking【 @emilybaking 】さん。クッキーなどの焼き菓子をかわいくコーティングした「アイシング」は贈り物などに人気です。インスタグラムで5,000人以上のフォロワーを魅了するemilybakingさんの、おいしくてかわいいアイシングクッキー写真の魅力に迫ります。


食べられる「かわいい」 奥深いアイシングクッキーの魅力



「3年ほど前にお友達のブログがきっかけでアイシングクッキーを知りました。そのかわいさに惹かれて自分もワークショップに参加し、作り方の基礎を覚えたんです。

最初はとても苦戦しましたが「もっと上手になりたい!」「こんなデザインをやってみたい!」というアイディアがどんどん湧いてきて、とても楽しくて。その頃は、一日中クッキーを作っていた日もあるくらい、どっぷりハマっていました。アイシングは本当に奥が深いです。 」


クッキーに描く物語のインスピレーション



「私がアイシングクッキーを作るときに意識しているのは、シャビーシック(使い込まれて味のある感じ)で少し大人なデザインです。デザインのインスピレーションを得る場所は、日常の風景だったり、街で見かけたポストカードだったりとさまざまです。特に植物からインスピレーションをもらうことが多いですね。最近だと、色合わせの勉強にファッション誌を参考にしています。」

作り始めた当初、旦那さんに「すごい細かいことをやっているね!」と大変驚かれたそうです。
「プレゼントする相手の顔を思い浮かべながらクッキーを作る時間は幸せを感じます」とemilybakingさんは話してくれました。


「自分で作るアイシングクッキーの魅力は、世界にひとつしかないところです。プレゼントする方の顔を想像しながら作るクッキーは楽しいですし、やりがいを感じます。喜んでもらえると、さらに嬉しいですね。」


アイシングクッキーを写真に残すことで感じる生活の変化



「アイシングクッキーの写真を撮るようになってから、変化や新しい発見もありました。まず、大きく変化したことは写真の撮り方です。私の写真を見る人の気持ちを考え、どうしたらアイシングの魅力がより伝わるのか、楽しんでもらえるか、見る側の気持ちに寄り添うようになりました。ちょっとした工夫で、写真の仕上がりも変わってきます。試行錯誤をしていくうちに、光の加減や被写体の並べ方、小道具などを工夫するようになりました。」



「クッキーは食べれば無くなってしまいます。だからこそ、写真として残しておく意味があると感じます。また、撮った写真をインスタグラムに投稿することで、世界中の方と意見を交換できることも楽しみのひとつになりました。」


インスタグラムを通して世界中の方と同じ趣味を共有できることが嬉しいと話すemilybakingさん。自分の写真を見て、多くの方に楽しんでもらいたいと思う気待ちが強くなったそうです。 次回は、アイシングクッキーの魅力を存分に生かした写真の撮り方について伺っていきます。


(emilybaking)

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