コラム

多肉植物の魅力を写真で伝える
インスタグラマーmayuno313さんに聞く、植物写真の撮り方

2018.02.09

個性豊かな多肉植物の魅力を伝えるために写真を撮り始めたというmayuno313【 @mayuno313 】さん。多肉植物の成長を毎日インスタグラムに投稿しています。今回は、そんなmayuno313さんに植物写真の撮り方を教えていただきました。


光を上手に使った写真の撮り方



「カメラはSONYのNEX-5Tを使っています。ミラーレスカメラで扱いやすく、初心者の方にもおすすめです。撮影した写真をWi-Fiでスマートフォンにそのまま共有できるので、すぐにインスタグラムに投稿できてとても便利です。」



「植物を撮影する上で一番大切なのは光の当たり方。サイドから差し込む光を使うと、柔らかくやさしい感じの写真が撮影できます。逆光でも具合によってはいい感じに撮れることもあるので、その日の天気と相談しながら撮る位置を決めています。

光の具合は天気の状態に左右されます。実は、晴れている日の方が撮影に不向きなんです。曇りの日や日陰の場所の方が光がまんべんなく植物に当たるので、きれいに撮ることができます。」


「撮影の際は、撮りたいものにできるだけ近づいてピントをしっかり合わせます。こうすることで背景が自然とぼけるので、対象をより引き立てることができます。また、写真に“抜け感”を出すのもおすすめです。撮りたい部分を真ん中にして撮影するのではなく、左右にずらすことで“抜け感”を作れます。」


いいね! が多くつくカラフルな写真



「インスタグラムでは、紅葉したカラフルな多肉植物の寄せ植えが人気です。特に、海外の方からの反応がすごかったです。私は写真の加工をほとんどせず、肉眼で見る多肉植物の色を大切にしています。それをきれいだと褒めていただけるのはとても嬉しいですね。これからも多肉植物の魅力を多くの方に知っていただけたらいいなと思います。

撮影した写真を見返していると、『こんなところに虫がいた!』という発見もあったりします。毎日が新しい発見の連続です。植物写真の面白さは、毎日違う表情で楽しませてくれることだと思います。」



「イベントに展示するものや委託販売用の写真も自分で撮影しています。イベントや販売用の写真を撮るときは、色みを忠実に再現することを意識しています。そのため、画像の加工はほとんどしません。明るさや影の補正をするくらいで、色やフィルターは使わず撮影しています。

いつも多肉植物の魅力をたくさんの方と共有できたらいいな、という気持ちで撮影しています。私の写真を見てから『多肉植物が好きになりました!』と言っていただいたときは、本当に嬉しかったですし、インスタグラムをやっていてよかったなと思います。」


毎日写真を撮ることで、多肉植物の新たな魅力に気づけたと話すmayuno313さん。
インスタグラムを通じて世界中の方と感動を共有したり、自分の世界が広げることができたそうです。
次回はmayuno313さんが作ったMYBOOK LIFEbox dx」の作品についてお話を伺います。


(mayuno313)

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