コラム

~小さな猫男子、たいくん(3歳)と愛猫ザクロくんの成長を写した仲睦まじい毎日~
―インスタグラマーrie_mrmtさんインタビュー―

2017.08.09

12歳になる愛猫ザクロくんと、今年幼稚園に入学したたいくん(3歳)の、ぬくもりあふれる写真が特徴的な人気インスタグラマーrie_mrmt【 @rie_mrmt 】さん。たいくんとザクロくんの仲良しエピソードやインスタグラムで「いいね」がつきやすい作品について伺いました!


本物の兄弟のように仲良しなふたり

本当の兄弟のように仲良しなふたり。ふたりの絆の強さを写真が物語っています。
そんな、たいくんとザクロくんの印象的なエピソードを教えてください。


「たいは生まれてからずっと、朝から晩までザクロと一緒に過ごしてきました。今までお互いのそばを離れたことがありません。しかし、今年の4月からたいが保育園に通うようになり、別々の時間を過ごす日常がスタートしました。別々の時間を過ごすのは、ふたりにとって初めてのことです。
入園式の日、たいを幼稚園に送り届けて先に帰って来た私に、ザクロがにゃーにゃー鳴いてきました。おそらく“たいはどこに行ったの?”と私に訴えかけていたのだと思います。その日、ザクロは一日中そわそわしていました。
たいが幼稚園から帰ってきてから、ずっとくっついているふたりの姿を見て、お互い相当寂しかったんだろうな……としみじみ思いました。」


“いいね”が多い写真は、ふたりの掛け合わせがおもしろい写真

写真を投稿する度にたくさんの“いいね”がつきますね。特に反響があった写真について教えてください。



「今までに1番“いいね”をいただいたのは、ザクロがたいの頭に自分の頭を載せている、上の写真です。そのほか、ハロウィンに投稿した“ドラえもんとのび太のコスプレ”写真や、“ねこ吸い”をしているときの写真など、ふたりの掛け合わせがおもしろい写真に特にたくさんの“いいね”をいただきます。」


「上の写真のキャプションには“兄、絶賛圧縮中”と書きました。
圧縮中という言葉と写真のマッチ具合がおもしろかったのか、この写真には1万件以上の“いいね”をいただきました。同じ内容をアメブロに載せたら“絶賛圧縮中の兄”というタイトルでアメーバトピックにアップされていて、思わず笑ってしまいました。
こうして振り返ってみると写真だけでなく、キャプションの内容で“いいね”の数が上がることもあります。キャプション次第で写真の良さが増すこともインスタグラムのおもしろさだと思っています。」

インスタグラムに投稿する時の写真選びのポイントはありますか?



「写真選びで大切にしていることは、たいとザクロの表情です。ふたりの間にある柔らかい、ふんわりとした空気感が伝わる写真を選んでいます。
そのふんわり感を伝えるためにも、写真の加工は必須です。投稿する写真には『VSCO』というアプリの『C1』というフィルターをかけています。露出を上げ、彩度、ハイライト、色温度、シャープなどを調整し、さらにシャドウティントで紫を足すのが最近の気分です。」


日常を色濃く保存できる「インスタグラム」

インスタグラムを通して普段の生活で変化したことはありますか?



「インスタグラムのアカウントを持っていなくても、この子たちの写真は撮影していたと思います。
ただ、たくさんの方に写真を見ていただき、“いいね”やコメントをいただいたりすることで、1つ1つの日常をより色濃く保存することができているのかもしれません。インスタグラムのおかげで毎日を大切に過ごせていると思います。
1日はあっという間です。そして、この子たちの成長もあっという間です。被写体である息子とザクロは日々成長して、変化していきます。いつか来る、この子たちのツーショットを撮れなくなる日まで、この子たちを撮り続けていきたいですね。」


たいくんとザクロくんを見守る、rie_mrmtさんの温かな愛情が写真を通して感じられます。次回はたいくん(3歳)と愛猫ザクロくんの写真を形にした、MYBOOK LIFEの作品についてお話を伺います。

(rie_mrmt)

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