コラム

自分にピッタリのレンズ、持っていますか?
レンズ選びのポイント

2015.12.15

初めてのカメラは、ズームレンズキットを購入する人が多いと思います。もちろん、初めはそれで構いません。ですが、撮れば撮るほど物足りなくなってくるはず。


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そう、次のステップは「自分に合うレンズ」を見つけること。そんなこと言われても、どうしたらいいのかよくわからないですよね。

今回はぴったりくるレンズを見つけるヒントをご紹介します。

撮りたい(好きな)雰囲気を明確に


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まずは、一番大事と言っても過言ではない「撮りたい雰囲気」。自分がよく撮る被写体はなんでしょう?「旅写真が好き」「ポートレートが多い」「ご飯を撮るのが好き」「気が付いたら猫の写真ばっかり」・・・そんな感じで構いません。ふんわりした写真、シャープにしまった写真、どういった写りが好みかまでわかると尚良いですね。
今使用しているカメラにつけられるレンズと、撮りたい雰囲気や被写体を掛けあわせれば、自ずとレンズが絞られてきますよ。

カメラ屋さんに行ってみる


イメージが湧いたら、カメラ屋さんに行ってみましょう!訪れたことがないと初めは緊張してしまうかもしれませんが、入ってしまえばこっちのもの(笑)。もう、自分の相棒レンズに出会えたも同然です。


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持ち物は愛機と勇気。先程の「撮りたい雰囲気」と予算を店員さんに伝え、レンズの相談にのってもらいましょう。実際に装着させてもらうことをお忘れなく!ボディとレンズのバランスはとても重要です。試してみるとレンズが大きすぎたり、あれ?と思うこともあります。その場で試し撮りをして相性を確認してください。

オススメは単焦点レンズ


撮りたい雰囲気がまだはっきりわからないけれど、1本交換レンズが欲しい!という人には単焦点レンズがオススメです。

単焦点レンズは焦点距離が1つだけ。35mmなら35mm、50mmなら50mmだけです。簡単に言うと、ズームができないレンズになります。

その一番の魅力は「明るさ」。単焦点ならF値が小さいレンズ(F2.8以下)を作りやすいので、明るいレンズになります。つまり、背景を大きくぼかすことができ、ズームレンズよりそのボケはとても綺麗に写るのです。中古品であれば、安く手に入れることも可能。


「この被写体はこのレンズ」と、撮りたい被写体にあわせてレンズを交換することで、写真の世界はもっと広がります。まだ交換レンズを持っていない方、ぜひカメラ屋さんに足を運んで、新しい表現を楽しんでくださいね!

(maaya)

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